体力作りは看護師にとっては重要

体力作りは看護師にとっては大切な取り組みとなります。昼夜問わずに働く看護師には、体調維持を心がけておく必要があります。急患が出た場合の対処や手術室での立ち会いなど、迅速に動くことが多いのが看護師の仕事だからです。体調を整えておくためには、適度な運動を生活に組み入れておくことは勿論のこと、食生活や睡眠習慣の見直しを行うことも必要です。普段の生活のなかで、無理のない範囲で取り組んでいくことを心がけましょう。

不規則な勤務時間を強いられる看護師は、睡眠障害に陥りがちです。夜勤明けで帰宅すると、眠りにつくまでに時間を要してしまい、十分な睡眠を取れないことも珍しくありません。就寝する前に適度な運動を行うことで、心身ともにリラックスすることが可能になり、深い眠りにつけるようになります。ウォーキングなど、軽い負荷の運動を就寝前に行い、快眠を得ることを目指しましょう。

看護師は勤務時間が不規則なだけではなく、就業中のストレスも高い仕事です。緊張感を持って対応する機会が多かったり、周囲に気を配ったりと、体力だけでは無く精神的にも辛い面があるものです。過度のストレスを抱えていると、胃腸に影響が出るようになってしまい、食欲不振に陥ることも珍しくありません。胃腸が弱ってしまい、満足な食事が摂れなくなってしまっては、体力が落ちてしまいます。夜勤明けのときや食欲減退を感じた際には、肉類や揚げ物などの油ものの摂取は避けたほうが良いでしょう。野菜や豆類など胃腸の機能を増進させる繊維質を積極的に摂ることを心がけましょう。